top of page
お墓

お墓について

お墓の概念

お墓参り

お墓に埋葬されたお骨は幾年もの年を経て土に還っていくことになります。時間が経てば、埋葬した場所にはもう何もなくなってしまいます。

それなのに、人はわざわざお墓を建ててそこを訪れ、手をあわせるのでしょう?

仏教では、こうして死後の世界を想い、死者の冥福を祈ることを“供養”といいます。一般的にはお墓に魄を埋葬し自然に還し、供養することで、故人の魂は浄化され成仏すると教えられてきました。

亡くなったあとも、その人の行先を考え、祈らずにはいられないのは、そこに「愛」があったからではないでしょうか。何の見返りも期待せず、目の前にいなくても相手のことを想える気持ちこそが、「愛」と呼ばれるものの正体です。

長い時間をともに過ごし、愛した人がいなくなる喪失感は本当に大きいものです。亡くなったあと、抜け殻となった肉体は、冷たくなって、動かなくなります。

その人とは二度と同じ時間を過ごすことはできなくなり、新しい想い出ももう増えることはありません。

そして、埋葬されてしまえば、まるで何事もなかったかのように、その存在は土へと還っていくのです。

写真や動画などは永遠ではなく、遺しておくこともできず、亡くなったあとに遺るのは、ただ一緒に過ごした時間の想い出と愛情だけ。

墓石
手にハート

記憶や感情にはカタチがありません。

この様な頭の中にしかないとても不確かなものを、どうにかして留めておきたい願いをかなえる。

それがお墓なのです。

大切な人を失うと心にぽっかり穴が空いてしまいます。ところが、遺された人も、いつまでも悲しみに暮れているわけにはいきません。人は生きていくために、つらいことから忘れていくようにできており、その心の穴も時間とともに癒えていきます。

そして、どんなに忘れたくないと思っていても、亡き人との想い出は少しずつ薄れていきます。

しかし、お墓を建てていれば、お盆やお彼岸などに定期的にお参りをすることになります。そして、お墓の前で手を合わせるたびに、大好きだった人を思い出し、愛し愛された記憶が蘇ります。

つまり、手を合わせるということでもう一度、亡き人の愛を感じることができるのです。

お墓建立の流れ

1.

霊園・墓地の決定

霊園や墓地などを見学し、墓地の広さ、石碑の形態、石材の種類などを検討します。墓地の管理は行き届いているか?交通の便は良いか等はよくお確かめの上決定していただくことが大切です。

2.

お墓の相談

墓所が決まったら、墓石の種類や形などをご相談ください。お墓は建立時の費用はもちろん、その後に生じる納骨や戒名の追加、修理などアフターサービスも重要なポイントです。「良いお墓を持つこと」=「信頼できる石材店を選ぶこと」です。

3.

お墓の設計

当社の経験豊富な職人がお客様のご希望を形にいたします。打ち合わせ後、設計して、お客様の納得のいくお墓を作りあげます。

4.

お墓の工事

お客様の墓所に墓石を運び入れ・耐震などを考慮した施工をさせていただきます。

5.

開眼法要

日本人は古来より自然の中に神を見いだしてきました。大地より生まれる「石」に魂を迎え入れ、大切なお墓となりえるのです。それが入魂式(開眼式)です。

作業の様子

当社は自社工場を併設し、自社加工、自社施工。作業の様子をご紹介します。

石碑・永代供養墓

bottom of page